近年産婦人科医の不足がよくニュースにも出ていますよね。婦人科はあっても、産院はどんどん減る一方です。産科医は24時間365日対応しなければならず、一時期は訴訟のリスクが大きいことでも話題になりました。
昨年妊娠してどの産院で産むかを迷った時には、知人から「早く産院の予約をしないと受け入れてくれないよ」と言われて驚きました。実際、里帰り前まで妊婦健診に通っていた病院は、妊娠発覚後すぐに予約をしないと満床で受け入れ不可になるそうです。
私の場合は、幸い実家の近くにある産院が受け入れてくれました。家から近いことで選んだ病院なのですが、出産後5日間の入院の日々はそれはそれは充実したものでした。
まず、入院中の食事がとても豪華なのです。作りたてで温かく、メニューも凝っています。巻きずしやオムライス、シチューにサンドウィッチなど、どれもおいしくて完食でした。おやつも出るんですよ!焼きたてのパンケーキは最高でした。さらに退院前日には、ステーキからデザートまでのフルコースです。そして、エステティシャンによるリンパマッサージのサービスもありました。
田舎にある至って普通の産院ですが、セレブ気分を味わえました。聞けば、今はどこの産院も凝っているようです。