私は小学校1年生の頃から小児ぜんそくにかかり、現在まだこの病気と付き合っています。
最初の症状は家の階段が登れないくらい苦しくなってしまい、そのまま入院する事になりました。
家族は毎日病院まで来てくれましたが、自宅から車で一時間・・・今考えると相当な気合いがないとできない事だと思います。
でもどうしようもできないくらい毎日辛くて、薬を飲んでいてもよくなる感じはせずだったので「このまま治らなかったらどうしよう」と不安で悩んでいました。
小学生だった時はそのような不安が悩みになっていたのですが、大きくなるにつれお医者様から言われ続けていた「病気とうまく付き合っていくしかない」ということが理解できるようになりました。小さかった頃はどうしても早く治してみんなと遊びたい!という気持ちが先走りしていたのだと思います。今もその言葉を忘れず仕事もプライベートでも無理はしない。ちゃんと薬を飲んで発作を予防しています。私の場合早期発見すれば完治できるがんとは違い、よくなることはあっても完治することはないと言われていたのでしょうがないと納得して病気と付き合えるようになりました。
喘息はとても怖い病気だと思います。発作が起きたら息ができなくなるくらい苦しくて、まさに生き地獄だと思います。私も何回も経験していますが、いくら楽しい遊びでも無理は禁物です。医学が発達し、薬を飲めば元気に生活ができるのなら全力で薬に頼って自分が過ごしやすい環境作りをし、生活していってほしいです。